アップルは日本語でリンゴ

今日は西東京一のベビーシッターA子のiPhone4を取り返すために関西弁を駆使してリンゴショップに駆け込んだ。電話サポートの埒明なさに業を煮やしたのである。
「埒明なさに業を煮やす」とは、声に出して読むとなんとも悪くない日本語であるが、とにかく、埒を明ける為に、煮えた業を冷ますために、電話を取り戻すためにペンキを持って殴りこんだのだ!

「ペンキを持って殴りこむ」という行為は、ここ日本でもたけし軍団がフライデー編集部へ殴りこんだり、遠くロンドンではストーン・ローゼズがレコード会社に殴りこんだりする際に使われる常套手段である。他にも誰かいたよねえペンキ。

それにしてもこの二組、たけしはペンキ屋の息子、ストーン・ローゼズはギターのジョンがペンキを使ったアート作品を作ったりとどちらもペンキに慣れ親しんでいる。それ故この二組が業を煮やした結果ペンキ片手に「憎いよあんちくしょうめ」と部屋を飛び出すというのはごく自然なことであるが、我々のようにペンキとは無縁な市民がわざわざシマチュウへ繰り出しペンキの棚を物色、「アップルは白基調だから原色系が映えるよね」「りんごだから赤は外せないっしょ」「青リンゴもあるけどあれって緑だよね」なんて話しながらペンキを購入、レジに並んでいるうちにシマチュウの冷房で業が冷め怒りも消え、ペンキ持って殴りこむなんて非常識極まりないし通報されたら逮捕である、iPhoneを取り返すどころか逆に地位も名誉も奪われてしまう、iPhone捕りがiPhoneに、いやiPhoneにはならないか、そもそも「ミイラ取りがミイラに」より「ゾンビ取りがゾンビに」のがしっくり来るよね、だってミイラにやられてもミイラになるわけじゃないでしょ?などと思い返して、やはりペンキはやめよう、俺大人だし。
しかし既にペンキは購入してしまったので仕方なく部屋の砂壁を原色に染めるのであった。

そんなことになってはつまらない、だから、ペンキは置いて、普通に電話とか財布とか手帳を手に、二人でいい天気の中チャリンコに乗って殴りこんだのだ!
リンゴショップの2階は修羅場、地獄絵図、銀のロゴが血で赤く染まる、俺の関西弁が白を基調とした壁に床にヒビを刻みこむ、「ほんま、なんぎやでぇ!!」

実際は冷静に事の顛末を伝え、納得行かない部分をクレームとして伝達、先方の真摯な対応により事無きとiPhone4を得たのである。人と話すときは顔を見て話すのが早いよねやっぱり。
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2010/10/13/01:17 | Comment(0) | written by カミオ
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